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世界的に最もポピュラーな電子書籍フォーマットといえばやっぱりEPUB。

GoogleからSigilという無料EPUB作成ソフトがリリースされていますが、日本からも出てました。

FUSEeという名前のソフト。

ちなみに価格は35,000円だそうです。(たけぇーよ(ToT))

このソフトも最低限のWEBの知識は要るようですから、私はしばらくSigilですね(^-^;)

 

さて、本題の内容。

実は最近、EPUB形式の電子書籍販売サイトが増えてきています。

そういったサイトを訪れては『これでいいのかなー』と思ってしまうのです。

 

EPUBの特徴についてはにも書きましたが、テキスト(XHTML)データや画像・音声などのマルチメディアファイルに構成ファイルを加え圧縮したものです。

拡張子は.epubですが、圧縮技術はzip形式。

なので、拡張子をzipに変えてやれば簡単に解凍できます。

中の画像やマルチメディアファイルは取り放題、流用し放題というわけ。

ちなみに上の画像はEPUBをzip解凍したもの。

元はフリーの電子出版物です。

このように中見が丸見えになります。

画像などはそれほど解像度もないので流用するにも使用目的は限られたものになりますが、音楽や動画ファイルなどはそうはいきません。

これに対応するのはDRMという技術。

EPUBファイルに鍵をかけ、リーダー側で鍵を開けて読むという方式。

つまりリーダー側がDRMに対応している必要があるということです。

さて、前述した最近増えてきたEPUB販売サイト。これがどんなリーダーアプリを推奨しているかというと、

iPad、iPhone、iPod touchの方
・iBooks
・Stanza

Androidの方
・Himawari Reader
・StarBooks
・Moon+Reader
・Aldiko Book Reader

パソコン(Windows)の方
・espur(エスパー)
・EPUBReader(Firefox)
・AdobeR Digital Editions

パソコン(Mac)の方
・Murasaki(有料)
・EPUBReader(Firefox)
・AdobeR Digital Editions

実際にEPUBを販売しているサイトから抜粋しました。

この中でDRM対応リーダーはiBooksだけ。

ということは購入したEPUBファイルは全て解凍できて中にあるすべてのファイルが取り出せてしまうわけです。

(こんな記事を公開しちゃっていいのかという気になりますが^ ^;)

こうしてみると大手出版社がEPUB以外の販売方法(アプリ方式やXMDF)を選択するのも頷けます。

実をいうと、このepub+ERMで世界的に販売を伸ばしている企業があります。

それが『AMAZON』です。

「ちょっと待って、AMAZONってAZWってフォーマットじゃなかった?」そんな意見も聞こえてきそうですが、

そう、epubにDRMをつけたフォーマットがこのAZWなのです。

このAZWファイルを見ることができるが『Kindle』なのです。

Amazon Kindleの魅力はまずデバイスの安さ、対応フォーマットの多様さ、(そしてここが昨日書いたSharp GARAPAGOS Appとの根本的な違いなのだが)購入ファイルのクロスプラットフォーム・つまり一度購入したファイルはKindleのみならずKindle Readingアプリを搭載したあらゆるデバイスで利用可能な点です。

これが日本語対応するという状況。

AMAZON Kindleが日本語対応すればかなりの出版社がAMAZONに流れるのは予想がつきますし、他のEPUB販売業者は厳しい立場に立たされるでしょう。

DRMなしのepubの販売を始めてしまった日本の電子書籍販売業界。

ますます電子出版を取り巻く状況は混乱していきそうです。