会社案内とはいえサイト運営をしているとアクセス数は気になるもので、時々チェックを入れています。
おかげさまで2月のアクセスが昨日(2/1~2/9)現在、総アクセス数1,199件、アクセス人数270人というスコア。
何の面白みもない、業務案内だけのサイトですが、1日平均30名の方に訪問いただいていることになります。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
i.labのサイトはHTML5やCSS3を使用していますのでブラウザによっては正確に見られない場合もあります。
そこでアクセスと同時に気にかけているのがブラウザ。
2月9日現在、下記のような結果となっています。
あれ?見慣れないブラウザが・・・
5位のSleipnirと9位のLunascape6。
両者とも国産のブラウザで以前よりリリースされていました。
評価についてはさまざまな評価サイトを参考にしていただくとして、個人的に気になるのはHTML5やCSS3にどこまで対応しているのかという点。
まずはユーザエージェントを見てみます。
ユーザエージェントは各ブラウザが持つ「このブラウザでアクセスしますよー」という申告文のようなものです。
ユーザがどんなキャリアでそのサイトにアクセスしているのか、たとえばWindowsかMacか、それともスマホか携帯かキャリアはどこの会社か、そんな判断にもユーザエージェントは使われます。
必ずしも正解ではないのですが、ユーザエージェントを見ればどんなブラウザをベースに開発されたか大体の予想がつきます。
ちなみに私がお気に入りのGoogle Chromeは下記のとおり。
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.7 (KHTML, like Gecko) Chrome/16.0.912.77 Safari/535.7
同じwebkit系ブラウザであるAppleのSafariはこんな感じ
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/534.52.7 (KHTML, like Gecko) Version/5.1.2 Safari/534.52.7
どちらもAppleWebKitを使用していることがわかります。(Chromeの方がバージョンは新しいのですね@@)
ではSleipnirをmite見てみます。一部文字列カット。.NETのバージョンまで羅列されるので。
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; FunWebProducts; Sleipnir/2.9.9)
MSIE 8.0ですか・・・InternetExplorer8ベースということですね・・・・
HTML5、CSS3の完全サポートは無理っぽい感じ・・・
しかもSleipnir2と3はまったく同じユーザエージェントでした。ユーザエージェントを書き換えてないだけ??
次にLunascape6
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.25) Gecko/20120119 Firefox/3.6.25 Lunascape/6.6.0.25173
こちらはFirefox3.6をベースにしてるんですねー。
では実際の表示はどうか。
使うのはilabサイトのPROFILEページです。
ここの部分は2段表示にわざとCSS3のcolumn-countを使っています。
ですので、CSS3対応済のGoogleChromeでは上記のように2段になっています。
まずはFireFox3系と思われるLunascape6。FireFOxは早い時期からCSS3の対応に勤めてきましたので期待できそうです。
2段カラムに対応していますね。文字のアルファも対応していますし文字影も表示されています。
次にSleipnir。IE8ベースと考えると期待薄ですが・・・
やはり2段にはなっていません。文字のアルファも表現されていませんし文字影もないです。CSS3は対象外のようです。
次にHTML5の動作。canvasが動くかです。
使うサイトはビリヤードゲーム。
Sleipnirはまったくだめでした。
Lunascape6は、動くには動くのですが動作が重いようです。
web制作に携わる者としてはブラウザがどこまで対応しているかは最も気なる事柄です。
今回ひょんなことから登場した二つのブラウザ、今までアクセスのリストに登場していなかっただけに、Sleipnirなどのアクセスの多さは大変気になる点。
どなたかがアクセステストとして利用されただけなら良いのですけどね・・・・^-^;