まさに今日ですね、このメディアが話題になったのは。
朝からFacebookやTwitterなどで騒がれてましたが、おそらく日本での火付け役はこのサイトでしょう。
Gumroadはデータ販売を代行するサイト。
画像や音楽などのデータをGumroadを通して直接販売できるというもの。
収益はPayPalを通して受け取ることができます。
Gumroadに支払う手数料は販売価格の5%+0.3$。
私も早速テストで過去に撮影した画像をアップしました。
アップしたのはこの画像。
ブログなどで撮影した写真などをアップしている人はちょっとしたお小遣いになるかも知れません。
Gamroadの登場でひとつ、思ったこと。
今の電子書籍を取り巻く状況に一石を投じるんじゃないか
ということです。
電子書籍を取り巻く状況には今週、一つの動きがありました。
docomoがAmazon Kindleを発売するかも、というニュースが飛び込んできたのは先週の土曜日でした。
料金体系が画期的で3G接続料金はなんと無料。
通信料は電子書籍の購入代金に含まれるというものです。
購入代金はAmazonの電子書籍販売の基本方針で紙媒体よりも安くというコンセプトがあるので、
通信料金が含まれても紙媒体よりも安くなるという、予想です。
GIZMODEでは
「Amazonが角川ホールディングスなど出版各社と契約をすすめており一部出版社とは大筋で合意してる。」
というAmazon側のコメントも掲載しています。
ここで問題になってくるのが販売手数料の問題。
電子書籍と言えばAppleのiBookも知られていますが、これは30%手数料がかかるとのこと。
これでもかなりの暴利だと騒がれた。
ちょっと古いニュースですが、Amazonが日本の出版社に提示した手数料金額がコチラのサイトに掲載されています。
その料率なんと55%!
今回、日本の出版社がこの条件を飲んだかどうかはわかりませんが、先のリンク先の話が本当なら、かなり高額な手数料を要求されていることは予想がつきます。
さて、このような状況下、いかに安い手数料で販売するかというのは誰でも考えること。
そんな状況下でGumroadはリリースされたわけです。
当然、Gurmondでの販売は大きなネックがあります。
自分が作成したデータをGumroadで販売しようとします。アップしただけでは全く売れません。
アクセスすら有りません。
gumroadサイトに販売されているデータリストが全く掲載されないからです。
そのため、データを販売するには自らユーザにアプローチしなければなりません。
GamroadではTwitter及びFacebookと連携が取れるようになっています。(Facebookはなぜかエラーで止まった・・・)
他にも自身のブログやSNSで宣伝することも必要になります。
一般個人には、gumroadを通しての販売はコマーシャルという障害を持つ形になります。
しかしながら、この宣伝部分を何とかクリアできれば、かなり魅力的な販売媒体となりそうです。
gumloadではデータ形式に対する規制は今のところなさそうです。
このため、各ブックリーダーソフトに対応したファイル形式、EPUBやmobiといったファイルをそれぞれアップできますし、
コメント欄もありますので、目的の各ファイルへの誘導もできます。
同人誌などの活動をしている人にはおすすめかも知れません。