岐阜ホームページ制作 アイ・ラボ

ちょっと間の開いたブログ更新になりました。

前回、ランディングページの固定化、つまりwelcomeページを作ってそのページへの直接誘導ができなくなったこととその仕組みについて解説しました。

今回はfacebookページの看板になるcover画像や、タイムラインの編集について解説したいと思います。 新しいfacebookページについてはPage Products Guideが用意されています。

今回の仕様変更でdザイン的に最も目を引くのがcoverイメージですが、この制作方法がかなり厳しく規定されています。

A. 商品の価格や割引情報、クーポン、ダウンロード案内などの購入情報を掲載してはいけない。

B. ウェブサイトやメールアドレス等を掲載して窓口案内をしてはいけない。

C. 『いいね』や『シェア』などの誘導をしてはいけない。

D. 友人への紹介依頼やvアクションの最速を行なってはいけない。

以上、違反が発覚した場合は即座に削除が行われるようです。

原文は以下のとおり。

Cover photos cannot include:

A. Price or purchase information, such as “40% off” or
“Download it at our website”.
B. Contact information such as a website address, email,
mailing address, or information that should go in your
Page’s “About” section.
C. References to Facebook features or actions, such as
“Like” or “Share” or an arrow pointing from the cover
photo to any of these features.
D. Calls to action, such as “Get it now” or “Tell your
friends”.

Covers must not be false, deceptive or misleading, and must
not infringe on third parties’ intellectual property.

 

これに対し、タイムラインの扱いが個人ページとは若干異なっています。

強調したい内容の投稿は、ハイライトを使って左右2段抜きの扱いにできます。

投稿の右上の★をクリックすると、

左右に広がった投稿になります。

しかしながらこれは個人のページと同じ。

先ほどの★の右側、エンピとマークをクリックします。

この仕様kも個人ページと同じですが、facebookページでは1番上段に『トップに固定』というメニューが表示されます。これは個人ページにはない項目。

これをクリックすると

このように右上にしおりがついた状態でページのトップに固定されます。

 

今まで通り登録したアプリにユーザを誘導したいならば、cover画像を使うのではなく、投稿をトップに固定して使うのが一般的となるでしょう。

但し、トップに固定できるのはひとつの投稿だけで、ある投稿がトップに固定中に他の投稿をトップに固定すると、それまで固定されていた投稿は本来あるべきタイムラインの位置に戻ります。

投稿の管理が今後は重要になりそうです。

 

今回の仕様変更で日本では対応に苦慮している企業もあるようですが、海外では概ね好意的に受け止められているとのことです。

これは大手海外企業のfacebookページが既に新しい仕様にきりかわっていることからも伺えます。

CocaColaやNIKE、スターバックス、RedBull、Volvoなど、facebookからの仕様変更のアナウンスが合ったと同時に、仕様を変更した企業もあります。

歓迎の理由に海外、特にアメリカのSNSに対する考え方が、単なる企業の案内ではなく、ユーザとのコミュニケーション手段として重要視していたことが揚げられます。

このため、ユーザからの意見が吸い上げられるメッセージ機能は本来のSNSの姿として歓迎されたようです。

 

尚、facebookページの新仕様については、『web戦略セミナー』の動画や、BLOGOSにて詳細に開設されていますのでご参考下さい。